給湯器の種類

種類 熱源 システム

ガス給湯器 ガス 瞬間式

石油給湯器 石油 貯湯式/瞬間式

電気温水器 電気 貯湯式/瞬間式

エコ給湯器(エコキュートエコジョーズ)

ハイブリッド給湯器 電気ガス 貯湯式


給湯器には「ガス給湯器」「電気給湯器」「石油給湯器」の3種類があります。 まずはどの給湯器に該当するかご自宅でお使いの給湯器を確認していきましょう。

「ガス給湯器」

メリット

設置スペースをとらない・設置費用が比較的安い・お湯切れしない

デメリット

光熱費が高い(プロパンガス使用時)


水が流れているパイプをバーナーで加熱することで、直接的に水の温度を上げています。給湯温度の調節は、バーナーの火力を変化させているのです。ガス給湯器は、一般家庭でもっとも普及しているタイプ。都市ガスやプロパンガスなどを燃料にして水道水を熱する仕組みです。


ガス給湯器は多くの場合、瞬間式の加熱方法です。お湯を使うタイミングで水を熱するので、使いたいときにすぐ使えるのが特徴。


「電気給湯器」

メリット

平均寿命が20年ランニングコストが安い・稼働音が静か

デメリット

設置費用が高額・サイズが大きく、幅をとる


電気温水器は、電気を使用してお湯を沸かします。オール電化の住宅なら、電気給湯器が使われているはずです。電気料金が割安な午後11時~朝7時の間に稼働し、電気ヒーターを使って水を熱します。

貯湯タンクにお湯を貯められるのが特徴です。貯蓄したお湯は電気料金の高い昼間に使用できるので、光熱費を抑えられます。


「石油給湯器」

メリット

ランニングコストが安い・湯沸しの能力が高い

デメリット

石油の価格変動で、燃料費が変わる・石油を補充しなければならない


石油給湯器は、石油(灯油)をエネルギーとしてお湯を作るタイプ。コロナというメーカーの製品がひろく普及しています。

石油給湯器の仕組みは、ガス給湯器とほとんど同じです。石油を燃料にしてバーナーに着火し、水が流れるパイプを直接的に熱します。給湯器本体とは別にオイルタンクの設置が必要です。


次回は

エコ給湯器(エコキュート、エコジョーズ)

ハイブリッド給湯器 電気とガス 貯湯式

についてお知らせいたします。