近年、地球温暖化や水不足などの問題が深刻化しています。その中で、水の節約が重要とされており、節水リフォームの需要が高まっています。しかし、リフォームには費用がかかるため、家計に負担がかかってしまうこともあります。今回は、家計に優しい節水リフォームの方法についてご紹介します。
1. トイレのリフォーム
トイレは、一日のうちで水を最も多く使用する場所の一つです。普通便器で1回流すと約13リットルもの水が必要ですが、最新の節水型トイレを導入することで、約3リットル程度で済むようになります。また、便座に温水を供給するタイプのトイレは、暖房器具が不要となり、光熱費の節約にもつながります。
2. シャワーのノズル交換
シャワーを使う際、水量や水圧を上げることで快適なシャワーを楽しむことができますが、その分水の使用量も増えてしまいます。しかし、シャワーノズルを交換することで、節水効果が期待できます。流量を調整できるものや、水を細かく分散するものなど、種類も豊富に揃っています。
3. 蛇口の交換
蛇口から水が流れる速さや量も、水の使用量に大きく関わっています。古い蛇口は、水圧が高く水量も多いため、水の無駄遣いにつながります。最新の節水蛇口は、流量が調整できるものや、空気を混ぜることで水圧を下げるものなど、節水効果が高いものが多くあります。
4. 給湯器でのエコ設定
(機種により有無があります)
現在最新の給湯器は機種によりますが、水量を自動的に節約する
エコ設定がある機種がございます。シャワーでの出湯量は使用時間によりますが多くなります。エコ設定にすると十分な水量を確保しながら省エネになりますので大幅な節水効果が期待できます。
難しい操作などもありませんのでご自宅の給湯器リモコン説明書をご確認下さい。
結論
家庭での水の使用量を減らすことは、地球温暖化や水不足などの問題に取り組むために重要な課題です。節水リフォームは、地球環境に配慮することができるだけでなく、家計にも優しい方法です。リフォームに踏み切る前に、是非この記事を参考にしてみてください。
FAQs
- 節水リフォームにかかる費用はどのくらいですか?
- リフォーム内容によって異なりますが、最新の設備を導入する場合、10万円以上かかる場合があります。
- 節水リフォームの補助金はありますか?
- 現在国より節水タイプへの補助金がございます。支給内容などがございますのでお問合せ下さい。その他に各自治体によって異なりますが、補助金が出ている場合があります。詳しくは自治体のホームページを確認してください。
- トイレの節水リフォームは、自分でもできますか?
- 水回りは確実な施工が必要となります。そして汚水にもなります。施工後の水漏れなどが発生した場合のリスクを考えますと専門業者にご依頼いただく事をお勧めします。
- 節水リフォームをすると、どれくらい光熱費が下がりますか?
- リフォーム内容や使用状況によって異なりますが、最大で30%程度下がる場合があります。